チーターの子供たち
今日は、チーターの子供開放日。
意気揚々と、まずは高台へカケッコで登ってみます。
見守る私たちのことなど無視して、はやりの遊びが始まります。
本気か遊びか
誰かが走り始めると、6匹ほどの子供チーターがそれを追います。
まずは壁の端から端まで、全力疾走です。
そのうち、一対一の競争が始まります。
追いつかれたら負け。といったルールがあるのかもしれません。
追いつかれタッチされたら、両者急に静かになります。
ゲームは、だんだんエスカレートしていき、
ビックリさせることに意識が向いてい行くようです。
急に走り近づいて、まるで獲物を襲うような素振りです。
チーターにとって走ることは、エンターテイメントなのかもしれません。
限界まで走れ
疲れると、お腹を弾ませながら横たわります。まるで限界まで遊びまくったウサギのようです。それでも横たわった仲間に襲い掛かることはしません。
母チーターは子供に「走れ走れ」とアオリますが、横たわったチーターが襲われないようにも見張っていたのかもしれません。
ゲームとケンカの線引きが、キチンとされているのでしょう。
ケンカしている様子は観察されませんでした。
僕らはエサか
チーターたちが疲れを感じたころ、観客のそばを歩きはじめます。
特に幼い子供たちの近くを、重点的に歩き回ります。
走ったら、腹がヘッタということでしょうか。
体の訓練は楽しいぞ
動物園のチーターが猛スピードで走っても、
提供される肉の量は変化しないはずです。
それでも走るのは、ただ楽しいからだと思います。
鬼ごっこや、ケイドロを楽しむ子供たちのように、
遊びに夢中になる姿はほほえましいものです。
大人だって、ときどき遊ばないと具合悪くなるかもしれません。
肉より遊び。
それは実に健康的な生活スタイルと言えます。