食べ放題
アライグマはざっしょくで、なんでも食べます。
豊かな森から追い出され都会でくらすことになっても、ゴミをあさり生き抜いています。
「スキキライはいけません」とよく学校で耳にしました。アライグマにもスキキライがあるのかは知りませんが、選択肢の多さが生き残る力となったはずです。
選べるもの
アレルギーとかであれば話はべつですが、調理法によってはごちそうに化けることもあります。意外とおいしくたべれるかもしれません。
または、誰かが自分のために心をこめて作ってくれた料理は、無理やりにでも押し込みたくなるものです。腹に入ってしまえば、スキキライに関係なく栄養となることでしょう。
自分でこれはダメ、あれは無理、と判断するのは、食べ物に限らないと思います。状況次第では、無理にでも引き受けやってみることも大切かもしれません。
嫌いなものをいかに消化し乗り切るか経験を積むなら、選択肢が広がると思います。
最初はアライグマも、ゴミをアサって生き抜くなんて考えもしなかったはずです。
でも、今は平然とこなし、人間の食べ物をうばい、都会なれしています。
もちろん私もゴミをアサりたいとは考えていませんが、キライなものをキライと決めつけないでチャレンジしていこうと思います。
ただしムリはしません。