ビーバーの生活模様
動物園では
コンクリートの巣穴に、一生懸命木の枝を押し込もうとしています。
穴が小さくて枝が入らなくても、あきらめません。
木が折れるまで格闘します。
巣穴に木を入れても、部屋は狭くなるだけです。
それはそれで、見ていてほほえましいのだけれど・・・
自然界では
ビーバーが木や泥をしずめるので、川の流れを遅れさせることが出来ます。
すると、地面に水気が出て、他の生物が恩恵を受けられます。
「人間にとっても貯水や火災の軽減に役立つ」そうです。
(ビーバー世界を救う可愛すぎる動物_参照)
世界の水を守る
動物園のビーバーはカワイイけど、本来の仕事が出来ていないようです。
川の中にダムを作ったり、
見事な貯蔵スペースをあちこちに作る姿は、芸術家か職人に見えます。
人間が造るダムは、泥がたまり水を貯える能力が年々無くなっていくようです。
ビーバーとの共存は波乱に満ちている。
家の前が水たまりになったら、だれだって怒ると思います。
自然界のビーバーは捕獲の対象になる歴史の中、たくましく生きてきました。
ビーバーは私たちの生活を支えてくれる愛すべき生きものと言えます。
人間社会と共存するためには知恵が必要です。
ビーバー再配置作戦も進んでいるので、自然に水が循環し水害も減るかもしれません。
ビーバーに対する認識も変わっていくことを願っています。
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