ヤギがアゴ下を机にこすりつけている。ヒゲの手入れではなく、かゆかったようだ。首回りもかけないとは不便なものです。毛の中に虫が入ったり、アカがたまったり、想像するだけでもかゆくなります。まあ人間でも背中は届かなかったりしますし、ヤギとしては、受け入れるよりほかないのかもしれません。
人間も道具を使えば背中をかくことができます。ヤギの場合は、それが石や木だったりします。人間的に言えば、いくら毛が守ってくれるとしても、痛々しいです。
ためしに、自分の髪の毛を机にこすりつけてみました。肌を直接こすりつけるよりは、いくぶんましかなと思います。ただ髪は傷みそうです。ヤギの毛はさぞ丈夫なんでしょうね。
セルフケアではなく、だれかにブラッシングしてもらえたら、ヤギもかゆみから解放されるはずです。飼い犬とか、ペットサロンでよく手入れされているみたいですし、人間を味方にする動物は幸せだと思います。
わたしもセルフカットをしていた時期がありましたが、まあ後ろがとどかない。部屋をグルグルまわり考えた末、1000円カットに飛びこんだところ、10分でその悩みから解放されました。
人間の場合は、かゆがってたら、不潔感はんぱないですが、ヤギの場合それがかわいく見えてしまう気もします。適度にかゆがってもらった方が来園者にとっても楽しみがひとつ増えるのでしょうか。ヤギにとってはつらい毎日かもしれませんが。( ゚Д゚)