哺乳類 女性

東京探索それが私の仕事。そう考えるとラクダ

ラクダ

東京探検

東京で指示された場所に向かう中で

たくさんの知らない人が通り過ぎる。

朝すれ違った人の顔なんて、だれも覚えていやしない。

でも通り過ぎた道は覚えている気がする。

覚えてないと迷うから•••

東京の町は、まだ慣れないけど、

ビルの間の小さな公園を見つけると安心する。

「お昼は、ここでランチだ」。

コンビニより公園の方が、都会のオアシスだと感じる。

キレイに整えられた庭園も好きだ。

光のあたらない暗い川もあれば、ビルのキラメキを反射する海もある。

にごった川もまた東京の歴史を感じる。

移動手段は電車と自転車。

東京は本当に迷路で、Google マップが少しでも狂うと、大きく迷う。

どうせなら馬やラクダに乗って冒険したいものだ。

やっと動物に会えたと思えばハトばかり。

私の弁当を狙いグルグル回っている。

前に、背中に乗られて以来トラウマだ。

それでも少しカワイイと感じさせるなにかをハトは持っている気がする。

ハト
ハト

ラクダや馬が、東京を歩き回る日は来そうにない。

いろいろなところで、いやしが欲しくなり今日もカフェにたちよる。

飲めばお金が枯れていくと分かっていても

あと少し仕事を続けるために日陰で休む

この作品はピアプロ・キャラクター・ライセンスに基づいてクリプトン・フューチャー・メディア株式会社のキャラクター「鈴音リン」を描いたものです。

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